片道三千円の小さな遠出

東武特急 リバティで行く栃木の旅 其の二:時代が混ざり合う街並みと、空腹の小江戸ランチ

東武特急 リバティで行く栃木の旅 其の二:時代が混ざり合う街並みと、空腹の小江戸ランチ

リバティを降り、駅の北口を出ると、目の前に栃木市観光交流館「蔵なび」が鎮座していた。 まずは情報収集と、中を覗いてみる。

中には名所案内や街の歩き方のパンフレットがこれでもかと並んでいる。 驚いたのは、観光施設のはずなのに学生たちが普通に勉強していたことだ。まるでマックかスタバのような光景。市民に開かれた場所なんだろう。

外へ出ると、目の前に喫煙所を発見。とりあえず一服して、さっき手に入れたパンフレットを眺め、ルートを決める。

駅前の通りをしばらく歩くが、正直この時点では「普通の街だな」という印象。 だが、巴波川(うずまがわ)を越えたあたりで、その認識は一変した。

景色が、いきなり変わる。 江戸、明治、大正、昭和。それぞれの時代の空気を纏った古い建物が、あちこちに点在している。 街全体が巨大な博物館のようで、自然とテンションが上がるのがわかった。

ふらりと路地に入ると「神明宮」に行き当たった。これも何かの縁、とりあえずお参りを済ませる。 時計を見ると12時を回っている。腹も減ってきた。

すぐそばに蔵を改造したような雰囲気のある蕎麦屋があったが、待ち客の多さに断念。保留。 そのまま大通りを進む。気になる店が次々と現れるが、こういう時の優柔不断さが出てしまい、なかなか決められない。

結局、北エリアと呼ばれる場所を目前に、一度左折して戻ることにした。 戻り道はあえて裏道をチョイス。

しばらく歩くと、パンフレットで見かけた「横山郷土館」を見つけた。 入館料300円。係の人が簡単に案内してくれるスタイルだ。300円の価値をどう捉えるかは人それぞれだろうが、この建物や貴重な資料を維持するための寄付だと思えば、安いものだ。

その裏手には「旧栃木町役場庁舎」があり、軽く見学。2階が有料エリアになっていたが、空腹が限界に達していたので、ここはパス。

一度大通りに戻り、神明宮近くの「好古壱番館」へ滑り込む。 ようやくの昼食。「小江戸ランチ」という、小さめの鰻重と蕎麦のセットを堪能。この贅沢感がたまらない。

食後、近くの「栃木市観光総合案内所」でお土産を物色したが、残念ながらピンとくるものがなく。 どうやらこの地域は、山車(だし)と「とち介」、そして革製品を推しているようだ。

再度川沿いへ。江戸の情緒が残る街並みを眺めながら、帰りの時間が近づいてくるのを感じる。 駅へと向かいながら、名残惜しく景色を目に焼き付ける。

天気は良かったが、やはり栃木は北関東。風が冷たくなってきた。 駅に戻る前に、最初にお世話になった「蔵なび」で少し休憩。

駅でお土産を買おうと思ったが、驚くほど店がない駅だった。 まだ見きれていないエリアはたくさんあるが、春日部からたった30分で来れる場所だ。また来ればいい。

改装中だったり日曜休みだったりする場所も多かったので、再訪を心に誓う。 ホームで、帰りの「けごん38号(旧スペーシア)」を待つことにした。
IMG_4748.JPG
IMG_4747.JPG
IMG_4744.JPG
IMG_4743.JPG
IMG_4741.JPG
IMG_4736.JPG
IMG_4737.JPG
IMG_4738.JPG
IMG_4739.JPG
IMG_4740.JPG
IMG_4735.JPG
IMG_4734.JPG
IMG_4733.JPG
IMG_4732.JPG
IMG_4730.JPG
IMG_4722.JPG
IMG_4725.JPG
IMG_4726.JPG
IMG_4727.JPG
IMG_4728.JPG
一覧に戻る